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NoraNikki 野良日記(海抜0mからの出発)

NoraNikki 野良日記(海抜0mからの出発)

Qさんのこと



Qさんが「金儲けの神様」と呼ばれているのは、
ずいぶん前から知っていた。

父が株に手を出していなかったせいもあるが、
Qさんが書かれたものを、雑誌などで少し目を通す程度だった。
金儲け関係の本はあまり読まなかった。

父が亡くなってから、Qさんの本を片っ端から読んだ。
古本屋でも見つけるとすぐ購入した。
40代・50代のQさんは精悍な顔をされていた。
Qさんが私の神様みたいになってしまった。

初めて実際にお顔を拝見したのは、
大阪に講演会にこられたときだった。

バブルがはじけた後の、6月ごろだったと思う。
日本の株に投資するかどうか迷っていた。
それまでにQさんの最近の本は大体読んでいたので、
そのときが買いどきといわれるのは分かっていた。

講演会では最初日本語が少し変かなという気がしたが、
すぐになれて聞き入ってしまった。
熱心な人は録音もしていた。
やはり心がけが違うなと感じた。

大変分かりやすい説明で、頭の良い人の話はわかりやすいんだと、
このときから思うようになった。

外国人投資によって株が値上がりする。
したがって世界に名前が売れている銘柄を買うのが良い。
日立とか三菱造船。
たたかれている銀行株、不動産株を推奨されていた。

中間の休憩時間にスタッフと一緒に本を売られていた。
その本は本屋ですでに買って読んでいた。

遠くで見ているとスタッフがいなくなって先生が一人で売っておられた。

僕のほうを見てこちらに来なさいと合図を送られていた気がした。
足が動かなかった。
神様と呼ばれるくらいの人は懐の深いものだと感心もした。


株は7月ごろから買い始めた。
8月末に日経平均最安値をつけた。
最安値をまたいで買いあがれた。
年末頃に株の上がり方がおかしいとしきりにいわれるようになり、
東京までお話をききに言った。

それでもその頃には自分の年収くらいののプラスが出ていた。
お話は本に書かれているのと大体同じで、
年内に株を売却することにした。

その後中国株のほうにシフトしていった。

今はなくなりましたが山一証券で少し取引をした。

また、中国の会社見学にもついていった。
香港-シンセン-上海-北京 四泊五日だったかと思う。

香港の夕食の席でQさんが出てこられびっくりした。
上海か北京でお会いするものと思っていた。

上海の工場見学では、社長さんが出てこられて、
結構難しいお話があった。
その中で、中国は今までは共産主義なので国に忠誠を誓っていたが、
これからは株主の皆さんに忠誠を誓います、という内容のことも言っておられた。

北京では皆さんと別れて、マンションを見て回った。
そのときに、北京在住の不動産会社を経営している方とお会いし、
人柄が大変気に入った。

その方に、借り手がつかなかったら管理人室として使うから、
投資してみないかと勧誘された。

結局、購入して5年ほど持っていた。
少しだけプラスかなという程度でした。

Qさんは中国の不動産はばくち的要素が強いから、
不動産を持つよりも不動産株を持つほうが良いといわれている。
特に香港出身の会社の株を推奨されている。

Qさんのホ-ムペ-ジはココです。

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